ブロックを解体したい!

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ブロック塀を壊したいけどどうすれば良いの?

大阪の地震でブロック塀が倒れて小学校の女子生徒が犠牲になったことで、ブロック塀の安全性が注目されました。
比較的最近に建てたものであれば、控え壁の設置が義務付けられたこともありさほど心配する必要はありませんが、上の写真のような扇型の穴空きブロックが積まれているところは古い可能性があるので注意が必要です。



ブロック塀はだれのもの?持ち主を調べる

さて、自宅のブロック塀を壊したい・新しくしたい場合、業者に依頼して解体してもらうのが一般的ですが、自宅の境界にあるブロックなら解体してよいかというとそういう訳にもいきません。
ブロック塀がどこに建っているかが重要になってきます。

道路に接している面にあるブロック塀は、自宅の敷地の内側(自宅側)にあることが多いので持ち主は自分=自由に解体・撤去してもOK。
ところが、隣地と接している境界線にあるブロック塀は、お隣のお宅との共有になっている場合も多く、解体・撤去する場合は両家の合意が必要になります。
工事金額も折半になるなど双方のやりとりが必要になってくるので、まずは対象のブロックが境界の中心(芯積み)なのか自宅側(内積み)なのか隣地側(外積み)なのかを確認しましょう。

ブロックの境界を見極めるための基準杭。基準杭はどこにある?


ブロックの境界を確認するための「基準杭」はブロックの端部にあります。
コンクリートだったりパネルだったりと形状は様々ですが矢印や十字が書いてあるので見ればすぐに解ります。
下の図のように、おとなりと接しているブロックの道路側か、奥にあるので確認してみましょう。

基準杭の読み方は、赤色のマークで表示してありますが、杭によって若干デザインが変わります。
以下は標準的なデザインなので参考にしてみてください。直感的にわかるようなデザインになっていますね。

  • 芯積み・・・解体・撤去不可、もしくは相談
  • 外積み・・・解体・撤去不可
  • 内積み・・・解体・撤去可



ブロックの解体は自分?業者?どこに頼めば良いの?

ブロック塀の解体は、工具さえあれば力技で解体することは出来ますが、重労働な上解体した後の処理などを考えると専門業者にお願いするのがベターです。
専門業者の解体映像を観てみると

このように専用の工具を使って解体しています。

どうしても個人で解体をしたい場合は以下のような工具があると便利です

石頭ハンマーはよく使われますね

また、ブロック内部にある鉄筋や、基礎となっていたコンクリートの塊も細かく解体します

こちらは、ホームセンターで○時間○円などでレンタルしている場合もあるのでそれを使う方法がありますが

  • 解体には力が必要
  • 解体後の処理の手間と処分費用

を考えると、業者に頼んだほうが良いです。
何より解体の後処理まで綺麗にやってくれるので仕上がりの違いは格段です。

解体業者を検索する一括見積もりのサービスもありますので、気軽にお問い合わせしてみましょう

解体後に新規にブロック・フェンスを新設するなら外構専門店へ

また、解体・撤去、新規ブロック積みまでをセットに依頼すると打ち合わせの煩わしさもないので、すべての工程を外構・エクステリア業者に頼むのがお薦めです。

YahooやGoogleなどの検索サイトで「地元の地名(スペース)ブロック(スペース)解体」などで検索すると業者が出てくるので、会社のホームページや口コミを参考に探しましょう。

エクステリア業者への相談どこに頼めば良いの?その相談の仕方

検索結果がたくさん出てきたらどこに頼めば良いのか
迷いますよね。
トップに表示されている順に評判が良いのかというと、検索サイトの仕組み上そうとも言えません。

Googleなどの検索上位は”いかに情報が充実していてユーザーがほしい答えが書いてあるか”が基準になるため、そこが評判の良し悪しには直結しないのです。

ではどうるするべきか。
すこし面倒ですが、気になった業者の「施工事例」や「お客様の声」「金額と満足度」などを参考にしましょう

ねこ

きれいなウェブサイトでも実績が解らないのは不安だよね。
知りたいのはその会社がどんな仕事をしてくれるのか、だよ。

仕上げのきれいさ、見た目のデザイン(提案力)などが自分のセンスにあっているところを探しましょう。



エクステリア・外構工事の依頼のながれ、伝えること

さて、良さそうな業者が決まったらコンタクトを取りましょう。
電話番号があれば直接電話をしてお話するのがスムーズですが、まずはさわりを知りたいなら問い合わせフォームやメールから質問してみましょう。

そこで伝えるべき点は以下の点を伝えましょう

  1. 該当ブロックが内積み、芯積みであるか
  2. 既存のブロックが地上に見えている部分が何段で、何メートルあるのか
  3. それらを全部解体するのか上段だけカットするのか

ただし、これらを伝えても施工現場への入りやすさ(たとえば雑草を撤去しないと作業できない等)、家のちかくにトラックを止められるか、ダメなら駐車場を確保出来るか、等は直接現場を下見しないと正確な状況把握は出来ないので、最終的な見積もりを出すには現場の下見が必要です。

また「相見積もり(あいみつ)」と言っていくつかの業者に見積もりを出してもらい検討したい場合は、業者に正直に話しましょう。
そのほうが相手もキッチリと勝負した見積もりを出してくるし「まだ検討中である」という曖昧さも伝わりお互いにやりやすくなります。

ねこ

A社が出してきたデザインをB社に見せて”これをもっと安くして”という交渉はNGだよ!
A社のデザインはあくまでもA社のものだよ。

 

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