福島県には銘菓がたくさんありますが、こんなに美しい和菓子は日本でも数少ないのではないでしょうか。
会津若松 長門屋の羊羹ファンタジア。
お取り寄せお菓子としてもっと有名になってほしい羊羹ファンタジア
関東で羊羹といえば「とらや」が有名なので、羊羹をお土産に送りたいときに他のお店がぱっと思い浮かばない人は多いのではないでしょうか?
私もそのひとりでしたが、福島県会津若松市にある老舗の和菓子屋「長門屋」さんの素敵な羊羹を知って以来、贈答品で羊羹といったらかならずこちらを利用させていただくことにしています。
断面がパラパラ絵本のように美しい
商品写真を見てもらうと解るのですが、切り口が一枚一枚それぞれ違う絵柄となって現れて、鳥がはばたき月は三日月から満月へ変わるんです。すごいでしょう?!
この羊羹ファンタジアは、実は震災をきっかけに生まれた商品だそう。
震災で傷ついた福島ブランドの力になれないかと、自社の商品であった「羊羹」に着目。
「羊羹は切るのが大変」「重たい」などのイメージを払拭するために、「切る度に心躍る断面であれば、羊羹もコミュニケーションのツールになるのでは」と考え、試行錯誤。
ippin 絶対に見てほしい!フォトジェニックな「羊羹ファンタジア」
まさに福島県が直面していた「重たい」イメージを払拭するかのように、鮮やかで美しい福島の自然と穏やかな月夜のような未来がくる事を願って描かれた「福島の願い」なんだなと思いました。
こちらは同じく震災の被災地である福島県浪江町出身の日本画家 舛田玲香さんが羊羹のために書き上げた一枚の絵がモチーフになっているんですね。
羊羹はまさにこの絵が描かれた箱に入って届くのですが、和菓子という概念はもう次の世界に到達しているんだなと思えるそんなパッケージでした。
またこの羊羹は外国の方にも好評のようなので、日本の職人の技と発想がもっともっと世界に広がってくれればいいなと個人的には思ってます。
日本の和菓子のきめこまやかな細工は日本の誇れる宝ですもんね。
サイズはお手頃の食べきりサイズ
羊羹ファンタジアのサイズは H97mm×W140mm×D60mm。
1本の羊羹としてはちょっとみじかめで、数人でお茶菓子としていただくにはちょうど良いサイズ。
さらに賞味期限は2ヶ月なので、あらかじめ通販でお取り寄せしておいてストック出来るのも嬉しいですね。
1本3,500円+送料で購入出来ます。
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