感染対策に欠かせない消毒液の品薄に酒類が投入された!
新型コロナウイルス感染が日本で広がりはじめてあっという間に手指消毒用のアルコールが店頭から全滅しました。
我が家は年中スマホを消毒するために常備していたのでまだ在庫がありますが、医療施設や介護施設など、絶対的に必要なところにものが回らないのは大問題だよなあと思っていたところ、ついに厚労省から素晴らしいお達しが!
とのこと。

それならうちにある消毒用エタノールを医療施設に寄付すべきじゃない?
そんなことを考えたりもする中、それならむしろ一般家庭が酒類を利用して、本来の消毒液はしかるべき機関に優先的に購入できるようにするべきじゃないのかなと思うわけですよ。
というわけで、いま巷にあがっている「消毒用として利用できそうなアルコール」をちょっと調べてみた。
あくまでも飲酒を目的に製造されていて消毒薬として推奨商品ではないこと、引火しやすく取り扱いに注意が必要なことを肝に銘じよう。
ウイルスの不活性化に必要な濃度は70%以上が望ましい、らしい
ちなみに一般的なウイルスの除去に必要な濃度は「70%以上」というのが一般的なようですが、最強とまでは言えないようですね。
ちょっと古い文献だけどこんなのが → アルコール類のウイルス不活性化作用に関する研究
この話題があがってすでに品薄になりつつある「スピリタス」。濃度が高すぎて気化しやすいという話も(笑)
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若鶴酒造 「スピリッツ77」880円
どう見ても医療品用にみえるラベル。 |
通販はあるけど取り扱いは今の所無さそうなので、応援のために他商品を購入して盛り上がるといいよね
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菊水酒造「ALCOHOL77」1,200円 |
こちらもオンラインショップでの販売はまだ。今後並ぶのか?
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明利酒類 メイリの65 1,000円
茨城県水戸市の酒造会社 明利酒造のウォッカ |
こちらは70%を下回るけど、市販されている簡易の消毒アイテムよりも濃度が高いので効果はありそう?通販はまだっぽい。
明利種類は梅酒がメインなのかな?水戸といえば偕楽園、偕楽園といえば梅だしね(笑)
他にもいろいろありそうなので、通販サイトなどで「アルコール濃度くくり」で検索かけるのも良いかもね。
とはいえ、やっぱり飲酒用に作られているものを消毒で使うのははばかられるので出来れば自宅利用は塩素系漂白剤を希釈するのが良いでしょうね。施設が苦肉の策で利用するのは、その作業に時間を取られるからという理由があるんだろうな。
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