
インビトロフラワー 引用 上越タウンジャーナル
インビトロフラワーとは?
インビトロフラワーをご存知ですか?
という意味らしいのですが、なんとこの植物ボトルの中の培養液だけで成長して花を咲かせるんです。
わたしもラジオの紹介で知ったので、実際の商品を目にしていないんですがおそらくゲル状の培養地に挿し芽をしたものを育てているのかな?という印象。
インビトロフラワーの種類は
現在、市場で販売されているのは
- トレニア
- ナツスミレ
- サボテン
- バラ
の4種類(2019年2月現在)。ただしバラは限定品のようで通販での扱いはありませんでした。
ただ身の回りの好きなところに置いて眺めるだけで育って花が咲く、今までになかった観賞用植物です
これってすごいことですよ…。
植物なのに水やりなど一切手をかけなくても成長して開花してくれるなんて、植物初心者さんにはとってもありがたいアイテムではないですか。
しかもボトルを開けてあれこれすると逆に雑菌が入ってカビなどが発生してしまうという、完全メンテナンスフリーの植物。
今は水耕栽培でサラダ菜を育てるなど土から離れた栽培も増えてきましたが、水やり不要はちょっと想像出来ませんでした。
そうそう、ディスプレイ水槽でよくあるベタみたいなイメージでしょうか?
でも、ベタだってエサやりは必要ですもんね。
インビトロフラワーのメリット・デメリット
そんな便利で癒やされるインビトロフラワーのメリットとデメリットを考えてみました。
メリット
- 植物の管理が下手でも花を育てられる
- 見た目がおしゃれ
- 培養土とフィルターのおかげでうまくいけば2~3ヶ月花を楽しめる
- 病院のお見舞いの花としても持ち込める(かもしれない)
デメリット
- 育ち過ぎてしまった場合、結局外に出して普段の管理をする必要がある
- 植物の種類が少ない
- 値段のわりに見た目が小さい
インビトロフラワーは現在2,000円ほどで購入可能なんですが、2,000円あればそこそこな花束が作れます。
それに比べると、植物自体の大きさがかなり小さいので花を愛でるという満足感は値段とは比例しない感じがしますね。
また、外気温の管理をしてあげないとうまく育たないようで、高いお金を払っても環境が合わず枯れてしまったという意見も散見されました。
とはいえうまく育てば完全放置で2~3ヶ月花が楽しめるというのはオフィスやショップのディスプレイとしても需要がありそうですよね。
※ちなみにトレニアは土に植えて管理をすれば4月~11月まで花をつけます
とりあえずインビトロフラワーのバラを育ててみたい!
というわけで私としてはぜひバラを育ててみたいと思っています。
限定品でしかも実店舗でのみ購入可という情報もあるようなので、手に入れるのも難しそうなんですが、有沢製作所さんのバラはアンリ・マチスを元に開発されたバラとのことなので、開花を見てみたいんですよね。
しかも、屋外の土で育てたバラはどうしても菌にやられてさまざまな病気が出ますが、この無菌状態で育てると病気知らずで生育も旺盛というレポートもあるのでこの目でそれを楽しんでみたいなと思います。
インビトロフラワー 一般財団法人 社会開発研究センター 森研究室のバラの培養記事
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