認知症の迷子を防ぐ対策方法~事前感知機能グッズ
認知症における迷子の対処は
- 出先の位置情報を管理する
- そもそも出かける事を管理する
の2点です。
家族としては「むやみに出かけてほしくない」のが本心ですが、認知症の家族が出かけることには意味があるのだそうで、外出を強制的に禁止するのも良くないという話もあるようです。
たとえば、子供を迎えに行っていた記憶が戻っていたり、家庭内になにか不安な要素があって外に出たい、ここにいたくない、など。
理想はこれを見極めて対処してあげたいところですがそれに365日つきっきりでは家族も参ってしまいますよね。
そこで、まずは出かけるタイミングを把握出来るグッズがいくつかあるのでそれらを集めてみました。我が家もふとした外出が増えてきたのでそろそろ考えないといけない時期に入りました。
外出感知グッズは高額なものからお手頃なものまで種類は豊富
GPSでの位置監視は通信を伴うので機種が少ない印象でしたが、感知グッズはそこそこ種類がありました。
介護施設で利用される本格的なものから、手軽に購入・設置できるものまでさまざまです。
ということになりそうですが、家族が在宅してて見守り対象がひとりの場合、高額投資の必要無いでしょう。
徘徊感知器 コールマット 徘徊コール3 HC-3 MSN1200 テクノスジャパン
ベッドサイドマットで感知するタイプ。普段ベッドで生活している人にはこの感知タイプがおすすめです。
顔認識システムつき ホームカメラ Netatmo(ネタトモ)Netatmo Welcome (ウェルカム) NET-OT-000007c
この商品の良い点は個々の顔を識別出来るので、通知してほしい人の顔だけを登録することができます。またスタイリッシュな形状なので玄関でさりげなく使用出来るのは良いですね。
REV340「モーションセンサー(REV40)」+「受信チャイム(REV300)」セット
こちらは単純に動くものを認識すると通知するタイプ。ペットなどにも反応してしまいます。
ワイヤレスチャイムXシリーズ X830ドア窓チャイムセット
上記のモーションセンサータイプではなく、ドアの開閉によりスイッチが入る設置型タイプ。DIYが必要ですが難しくありません。
ドアロックで徘徊を防止することのメリットとデメリット
これは力技になりますが、外出をさせない強固な見守りです。
もともとドアについている鍵だと簡単に外せてしまいますが、そこに新たな鍵を追加してロックしてしまおうという訳です。
ドアの外側をツマミで固定するので見た目としては非常に格好悪いんですが、5,000円ちょっとで追加出来るのと扱いやすさは高ポイントです。
このメリット・デメリットを天秤にかけてご利用を検討してくださいね!
ドアではなく、枠側に取り付ける変則的な使い方をしている方もいるようです。強度的にはちょっと危ういような感じもしますがどうなんでしょうね。
また、ドアノブタイプの取手でしか使えませんが直接ノブにカバーをかけてロックする商品も。
強度にこだわらないのであれば、DIYでつける簡易鍵もあります。
また、サッシからの外出を防ぐにはこちらの商品など。
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