格安で認知症みまもりツールを作ってみる

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認知症の徘徊・迷子を格安で見守る方法

「認知症の徘徊」というと一人でふらりといなくなってしまうイメージが多いですが、軽度の認知症の場合はそうではありません。
「行ってきます」と家を出て、予定していた場所に向かったはずが途中で迷ってしまう、帰り道がわからなくなるなど、いつ何時それが始まるか解らないのが軽度認知症の困ったところです。

我が家も先日、その「いつ何時」が起きてしまった訳ですがその日に合わせて見守りサービスを予め準備しておく、というのはなかなか出来ません。

そこで考えました。
その日のために事前に準備出来ないものか。出来れば安く。

スマートフォンを利用している場合は費用0円で見守りが可能に

迷子になる本人(以後「迷子者」)がスマートフォンを使いこなせて普段も持ち歩いている場合、これは初期費用ゼロで見守りが出来そうです。

スマホを使っていない方はこちら

使うのは Google マップ


グーグルマップはグーグルが無料で提供する地図なんですが、この地図はアカウントと紐づけして端末の位置情報を許可しておくと日々移動したルートを「タイムライン」として毎日記録することが出来ます。
個人情報管理の観点からグーグルに監視されている気がして気持ちが悪い、という人もいますがこれは見守りには格安ツールになり得ます。

グーグルアカウントの位置情報をONにして地図を共有するだけ

使い方は簡単で、迷子者のスマートホンの「設定」から位置情報を選んで「ON」にします(「設定」→「Google(サービスと設定)」→「位置情報」の場合も)。

その際、モードを高精度にするとより精度の高いルート追跡が出来るのでバッテリーの持ちが良いようなら「高精度」に設定しましょう。

そして、迷子者のグーグルマップを開いて

1.右上の丸アイコンをクリックして「現在地の共有」を選んで

2.「共有を開始」します

3.「リアルタイムの現在地情報を共有」の「無効にするまで」をチェック

4.「共有先」に見守る人の名前を入力して連絡先を検索し指定(あらかじめ見守る人が迷子者の連絡先に登録されている必要があります)

5.「現在地を共有しますか」と聞いてくるので「有効にする」をクリック

6.マップ画面に戻り、上のバーに見守り者名が出てきたら迷子者端末の設定は完了です

7.見守り者側のスマートフォンに来た通知を開くと

8.「迷子者」のアイコンが地図上に現れます。これで迷子者が共有を無効にするまでずっと地図上にあらわれてくれます。

端末によってはタイムラグが大きくリアルタイム監視とはいきませんが、ざっくりとした行き先を把握する目的なら十分ではないでしょうか。
これを見守る家族全員で地図を共有すれば皆で協力して把握することが出来ますね!


見守り側がスマートフォンを持っていない場合はパソコンでも現在地を確認出来る

見守りする者がスマートフォンを持っていなくても現在地を確認することが出来ます。
Googleアカウントを持っていれば、先程の「共有の通知」がGメールにも届くので、見守り者はパソコンでメールを開けば地図を閲覧することが出来ます。

ただし、パソコンで確認が出来ても迎えに行く間に「迷子者」が移動してしまうと見つけられなくなるので、パソコンで確認する人←→探しに行く人 が電話などで連携をとりながら二人体制で探しに行くことになってしまいます。

大手の見守りサービスもそうですが、基本的にアプリによる位置確認なので全員がスマートフォンを使えないと追跡は厳しいですね。

迷子者の過去の行動を確認する方法

リアルタイムではなく過去にどこに行っていたかを確認することも出来ます(ただしプライベートは尊重してあげたいところです)。

1.迷子者のスマートフォンのGoogleマップを開きます

2.左上の「三」のメニューから「タイイムライン」を選択

3.地図が表示されたら左上のカレンダーから該当の日付をクリック

4.その日のルートが表示されます

普段からふらりといなくなっては帰ってくる、という行動を取る場合はこんなふうに後から「どこに行っていたか」をチェックすることも出来ます。
これを把握しておくだけでも、何かの際に探しに行く場所のヒントにはなりそうですね。

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