バラの仕立て方とその方法
春に咲き乱れるバラは本当に美しいものですよね。そんなバラたちをさらに美しく見せるためのアイデアを集めて、その風景をつくるアイテムと配置方法を詳しく解説します。
アイアンアーチの3つの使い方

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高さ約2メートル位。直に地面に置く「据え置き型」と脚を基礎コンクリートで固めて施工するタイプなどがあります。設置場所の状況を考慮して選びましょう。
つるバラといえば豪華な景色を演出してくれるアーチによる仕立てが醍醐味ですが、アーチは配置によって役割を変えることが出来ます。
- エリアを分けるアーチ
- 視線を分けるアーチ
- 見せ場になるアーチ
エリアを分けるアーチ
まず、エリアを分けるアーチとは図のように車庫と庭のエリアを分断するような使い方です。
アーチ脇まで植栽で覆うことで、ブロックやフェンスなどを用いることなく優しく雰囲気を分けることが出来ます。
視線を分けるアーチ
視線を分けるアーチとは、室内から見た場合の視線の区切りを演出する方法です。
こうすることで空間もさりげなく分けることが出来ます。
また手前に配置することで、視点に変化が出来るので奥行き感が出ます。
見せ場になるアーチ
まさにアーチをビューポイントにしてお庭のメインをつくりあげます。
庭の奥手に設置して、大胆につるバラで修景します。また常緑のつる植物を絡ませることで目隠しにもなります。

アーチの色はブロンズやホワイト、アンティーク加工などさまざま。ガーデン内に金物を複数使用する場合は、色を統一することでまとまりがでるよ
高額になると柱が分厚くなり頑丈で安定感が増し、装飾がついているものを使うとより華やかに見えます。予算とイメージで上手に使い分けましょう。
トレリス
エクステリアでは「ラティス」とも言われ、アイアン製の高価なものから樹脂製の安価なものまでたくさんの種類があります。
樹脂製のものはジョイントパーツを使って、さまざまな形にレイアウトが可能になるので使い勝手がとても良いです。
トレリスとはラティスともいい単体で立てるフェンスのような形状で、背面にしたり植物を絡ませたりフェンスのように使うエクステリアグッズですが、並べ方・設置のしかたによってさまざまな利用用途が生まれる万能アイテムです!
- 植木鉢に背面にして仕立てる
- トレリスを並べてフェンス仕立てに
- 壁に直接つけて仕立てる
また、高さが演出出来ることで目線に変化をあたえて見栄えもあがるので、バラを育てる人には必須アイテムといって良いでしょう。
株数が増えてくるとトレリスも増えるため、どうしても安い樹脂製のものを選びがちですが、ここでアイアンの装飾のある頑丈なものを選んで初期投資するかしないかで後々の景色が別格になることも付け加えておきましょう。
植木鉢の背面に利用するトレリス
大きめの鉢の背面に直接刺したり、台座のあるトレリスに乗せて使うタイプ。
トレリスに固定することで台風対策にも役立つので、バラを鉢植えで育てる人にはお薦めです。
もちろん鉢ではなく壁に並べて絡ませるのもOK。直接土に刺せて使い勝手も◎
植木鉢と背面が一緒になったこんなタイプも便利。

フェンス状に並べて使用するトレリス
トレリスを並べて設置してフェンス状にする仕立て方。
高いものを並べれば簡易の目隠し効果もあります。
このように丈の低い木立ち性のバラをフェンスと合わせた植え方はとてもセンスを感じられますよね。白のフェンスとピンクのバラ、ブルーとライムグリーンの下草の合わせ方はお手本にしたい使い方のひとつです。
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壁に直接つけて仕立てるトレリス
建物の壁にビスで固定して絡ませるタイプ。専用工具が必要です。
脚が無いのでデザイン的にもグレードが上がります。
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また固定せず立てかけるタイプは設置も楽で広い面積を覆うことが出来て便利なうえ、簡単に移動が可能なところもメリットです。
ただし、風が強くあたる場所への設置は倒れる恐れがあるので御注意くださいね。
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