つるバラのプラスチック制トレリスを簡単に固定する方法
つるバラには欠かせないトレリスやフェンス、オベリスク。
中でも人気なのが樹脂製(プラスチック)で取扱が簡単な簡易トレリスといわれるものたち。
脚の部分を地面に差し込むだけで簡単にバラ用のトレリスが設置出来て植木鉢に刺して使うことも可能。
さらに3枚のパネルを三角にもL字型にも横一列に広げても使えて、変形自在であらゆるところに利用することが出来るので女性ガーデナーには人気なんです。
ただこの商品、簡易なだけあって軽いので簡単に倒れてしまいそうで心配なんですが…
これ、ネックなんですよね。
そこで比較的かんたんに出来る基礎の考え方をご紹介します。
トレリスやフェンスを自分で強固に固定する2つの方法
トレリスだけでなくプラスチック製の簡易フェンスもそうなんですが、本体がホームセンターや通販で購入できるわりに設置の方法があまり知られていません。
最小限の道具で設置する方法としておすすめなのが
- 簡易基礎を購入して土の中に埋める
- ロープ止金具でピンポイントに深い穴をあけて脚を立てる
この2つの方法です。
1.フェンス基礎を単独で購入して土の中に埋める方法
「基礎」と聞くと型枠をつくってコンクリートを流し込むという難しいイメージになりがちですが、市販のもので代用出来ます。
「独立基礎」「フェンス基礎」など名称はいろいろあり、形状や価格もさまざなので、トレリスやフェンスの脚のサイズと合わせてください。
この穴に脚を差し込んで、出来た隙間に練ったモルタルを充填して乾燥させたものを土中に埋め込めばかなりの強度を保つことが出来ます。
これらはホームセンターで500円くらいから売っているDIYタイプで十分です
モルタルは余るし扱いが難しい!と思う人は、単独基礎の穴の中に砂利をぎゅうぎゅうに詰め込んで固定する方法も!
強度は少し落ちるけど、径の小さめの砂利で固めればそれなりの強度になりますよ。
2.土中に深く穴をあけるロープ止め金具は万能選手
つぎに「地面を突いて直接穴をあけて脚を埋め込む方法」ですが、手動で掘るとなると穴が円錐形になってしまい強度が挙げられません。
そこでおすすめなのが垂直に穴をあける工具を使うのです。
区画を整理するときなどにロープを通すアレです。
ロープ止金具のサイズも細いものから太いものまでサイズが幅広くあるので、脚のサイズと合わせて購入してください。
これもホームセンターで扱われているので簡単に手に入はいるはず。
深さを合わせるには、金具に印をつけて金槌(カナヅチ)などで差し込むと水平が取れますよ。
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